保育士相談アドバイザーのサポートブログ

保育士情報サポート資料室&アドバイザーによる活動ブログです♪

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
保育士相談アドバイザーのサポートブログTOPへ

Q、院内保育室や企業内保育室が地方に少なくて東京圏に多いのはどうして??


1、院内保育室=看護師を確保するため

保育士以上に最近は看護師も不足していて問題になっています。

働く看護師には2つ特徴として「女性の職場」と「夜勤がある」ということです。

病棟で働く看護師さんにとって夜の時間帯に働くことはどうしても必要なこと。しかし旦那さんが夜勤の仕事であったり、子育てに関しては正直任せるのが難しいといった事情やシングルマザーのお母さんにとっては大きな問題です。

かといっ夜中まで預っている保育園は極めて少なく値段も高額。そして何かあったら子どもの側にすぐ駆けつけられないこともあるという心配もあります。

しかし、もし病院内で預ってもらえれば何かあっても駆けつけることも出来、値段も無料であれば安心して働くことが出来る。

働くお母さんにとって保育環境はとても重要なことなだけに、看護師の働く環境を整える為の福利厚生として設置するのが大きな目的です。



2、企業内保育室=女性の社会進出を応援するため

最近は女性の社会進出が多くなっており「キャリアウーマン」という言葉もよく聞きます。

しかし看護師同様に働くお母さんにとって「保育園」はとても重要です。

出来る事ならば出産後も引き続き仕事を続けたいという女性は増えており、企業側も優秀な人材であれば当然出来るだけ早く職場に戻ってきてもらいたいor退職せずに育休を取得して戻って来てもらいたいという想いがあります。

しかし、もし日曜日や夜遅い時間に出勤することになれば当然、働くことは出来ず、、、

保育園に入園出来なければ仕事復帰は出来ません。
(その為、勤務時間や出勤日は企業カレンダーにあわせることになります。)

そこで働く女性の福利厚生として自分の所で保育園を創ることでこの問題を解決しようとするのです。

実際にこういった活動は企業イメージにとっては大きなプラスにもなりますし、企業規模も大きければそれだけ重要も大きくなるということです。
(預る人数が1人や2人だったら、一人あたりのコストは高くつきますが…大人数の需要に応えるのであれば一人当たりのコストはそれだけ抑えることが出来ます。)



3、待機児問題との関係(地方にはあまりない理由)

院内保育室や企業内保育室は意外と保育士・保育学生から人気のある仕事です。

しかし東京や神奈川には多くみられるこれらの施設ですが、、、地方に行けば行くほどあまりみられなくなります。

これは「待機児問題」に大きく関係していて、東京や神奈川などでは保育園に入ることが難しいだけに、働くお母さんが職場復帰をしたくても「保育園に入れないから復帰を断念」ということも中にはあります。

それでは働くお母さんも困りますし、企業側も復帰を予定して人事を組んでいるのでみんな困ってしまいます。


ですが・・・地方に行けば保育園に入園することが可能なのでわざわざ会社の保育室に預ける必要はあまりないですよね??

仮にたまに遅くなったり、休日出社になったとしても「たまに」であれば家族の誰かが見てくれます。

そうなると、院内保育室や企業内保育室にはメリットがあまりないので創る企業や病院も東京よりは少ないということです。

また実際にアドバイザーが企業内保育所で働いていた時「認可保育園が空いたのでそちらにお願いすることになりました」という方も少なくなく、大体2歳を過ぎると保育所に入りやすくなることや、集団保育に魅力を感じて卒園するという意見も多く聞かれました。




4、運営には直接運営と運営委託の2種類ある


院内保育室の求人や企業内保育室の求人で一番重要なのが「運営会社がどこなのか」ということです。

もし病院や企業が直接運営している保育園であれば、給与はその運営会社から支給されることになり、福利厚生などの待遇も同じように受けることが出来ます。

実際に運営会社が直接管轄しているのは1割程度です。

院内保育室の求人や企業内保育室での求人のほとんどは「運営委託」という方式をとっています。

これは病院や企業は「保育園」や「保育士」に関しては素人なので、何を揃えればよいのか。どのように保育を進めればよいのかわかりません。

そこで建物や保育園に必要なものは会社側が用意し、毎月の運営費も会社側が払うので、その運営費から保育士の採用を含めて全てをお願いするというのが「運営委託」です。

病院や企業側も「保育実績のある企業」に任せることによって、保護者に安心して子どもを預けてもらうことが出来るということです。

この場合は「運営委託会社」に保育士採用されることになりますので、給料や福利厚生はこの委託会社から支払われることになります。






●アドバイザーからの注目のPOINT!

小規模施設については「職員数が少ない」というのが特徴です。

この場合は、職員間の連携がとても重要になっており、休日などについても2人以上同時に休むことが難しいといった施設もあります。

またクラス担任ではなく「個別担任制」を取っていることも多く、縦割り保育を実施しているところも多いです。

院内保育の場合は保護者がシフトで動いているので、常に子どもが同じ時間にいるというわけではないので日にちや時間によって人数も異なりますので臨機応変な対応が必要であり、室内で過す機会も多いので、働く上では「折り紙や手遊び・お絵かき・製作」などの室内保育で活用できる保育技術を事前に身につけておくとよいでしょう。



●今回テーマのまとめ

小規模保育なだけに、実習先で経験した認可保育園とは大きく異なることがとても多いです。

また職員数や勤務時間も特殊なことが多いことや運営委託か直接経営かでも待遇などが大きく変わってくるので、求人票をしっかり読んで分からないことがあれば必ず面接時に質問してください。

この辺りは、東京圏の保育士にとって大きなメリットの1つでもあります。





【アドバイザーからのコメント】

よくある質問に・・・
「給料が他の保育園と比べると低水準なのはどうしてか?」
「契約社員という求人が目立つのですが??」

というのがあります。
給料については「認可外施設」なのですから「自治体からの補助金が全く出ていない」というのがあります。
認可園や認証園などは各自治体から運営費の補助が出ており、保護者の保育料も自治体かの支援があるからやすい金額で預けることが可能です。

もし全くの補助なしで子どもを週40時間預けるとなると、保育料は150,000~200,000円近くになってもおかしくありません。

でも院内保育室や企業内保育室は各自治体からの補助はなく、保護者からも保育料をもらっていない所がほとんどなので、職員への給料も当然認可園よりも少ない所が多くなります。




また「契約社員」については、運営委託の場合に多くみられる求人です。

これは病院や企業側は一生保育園を運営するわけではなく「3年間の更新制で委託会社と契約」をしている所が多く、委託会社が保育園を続けたくても病院や企業に子どもを預ける保護者がいなかったら当然閉鎖となります。

その為、委託会社も契約だからそこで雇われる保育士も契約社員としての採用をしているところが多いのです。


※これらは一般的な解説であり、運営施設によって理由や給与は大きく異なりますので、更に詳しく聞きたいことがあればアドバイザーに直接ご質問ください。
2013.09.02 23:53 | よくある相談事例 | トラックバック(-) | コメント(-) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。